カメラの話

2022年4月|この春カメラデビューしたい方におすすめ|富士フイルムミラーレス一眼の選び方

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前置き

新しい年度を迎えたということで、この春から新しく趣味を持ちたいという方も多いと思います。

今回は中でもカメラを始めてみたいと思った方に向けて、人気の富士フイルムのミラーレス一眼の選び方を解説したいと思います。

僕もXT3を4年くらい使っている身ですので、そういった立場から特に初めて富士フイルムのミラーレスを買いたい方にどういったところを見ればよいかをお伝えできればと思います。

結論

富士フイルムのミラーレスでカメラデビューされる方には、XT30IIかXE4をおすすめします。

理由としては
●どちらも軽くてコンパクトであること
→XT30II・・・378g / XE4は364g
●レンズ交換式であること
→X100シリーズのようなレンズが交換できないタイプもあります
●最新のハード・ソフトを搭載していること
●本体のみで10万円を切る価格
といった点からです。

軽くてコンパクト

カメラを買った方は、まず持ち出すということに慣れていただかないといけないです。

そのときにずっしり重いフラッグシップ機のようなカメラだとどうしても荷物になりますし、出かけた先で気軽に撮ろうと思っても、ボディが大きいと片手で取りづらかったり、大げさな機材を恥ずかしく感じたりしてしまいます。

まずは気負わず気軽に持ち出せるコンパクトなカメラからデビューするのが良いように思います。

レンズ交換式

XシリーズにはX100シリーズのようなレンズが交換できないタイプもあるので注意が必要です。

レンズが交換できると新しく単焦点を買ったり望遠レンズを買ったりと、この先も長く楽しめるのでおすすめです。

最新のハード・ソフトを搭載している

富士フイルムの代名詞であるフィルムシミュレーションにおいても最新のものをカバーしていますし、ハード面においても最新のプロセッサーを搭載しているなど、小さいながらも優秀です。
AF速度や画質などは文句ないと思います。

また背面液晶も162万ドットで、僕の使っているXT3の104万ドットから大幅に解像度がアップしており羨ましい限りです。

本体のみで10万円を切る価格

恐らく富士フイルムの戦略だと思いますが、本体のみですとアマゾンで10万円以内で購入できます。

最近のカメラは高機能・高価格化が定番になっていましたが、富士フイルムがそこに一石を投じてくれているように思います。

あえて10万円を切る価格に設定することでビギナーにも入ってきてもらいたいという意図だと思います。

Xシリーズの分類分けとそれぞれの特徴

おすすめを言ったところで、とりあえず一通り富士フイルムのXシリーズについて僕なりの見解を述べていこうと思いますので、それぞれのシリーズの特徴をざっくりでも掴んでいただければと思います。

Xシリーズは大きく分けて4種類

X-Proシリーズ ・・・所有感MAX

昔ながらのフィルムカメラを彷彿とさせるおしゃれなボディのカメラです。

レンジファインダーと呼ばれるファインダーが特徴で、レンズを通さず被写体を捉えることができます。

X-Pro3から背面液晶がデフォルトで内側を向くようになり、液晶を見ながらの撮影ができなくなりました。

●液晶画面が内側を向いてる / 折りたたんだ状態だとフィルムシュミレーションしか確認できない
●レンジファインダー搭載
●高い / ボディ単体で20万円以上します

X-Tシリーズ ・・・全部載せ

X-T1桁シリーズは富士フイルムミラーレスの代表商品で、操作性から外観全てにおいてバランスが取れていると思います。

似たような外観で軽量コンパクトなXT30といった2桁シリーズも廉価版として用意されています。

XT3まではチルト液晶、XT4からはバリアングル液晶に手ぶれ補正と、機種によって違いがあります。
※個人的におすすめはXT3のチルト液晶です。縦にも横にもチルトすることができ、縦にカメラを構えたときにも液晶を傾けて撮影できるのでかなり便利です。

●手ぶれ補正とバリアングル液晶がほしいならXT4一択
●チルト液晶がほしいならXT3一択
●カスタマイズ性や操作性を優先するならかなりおすすめ
●軽量コンパクトを優先したいならXT30などの2桁シリーズを

X-Eシリーズ ・・・おしゃれ / 軽量

Xproシリーズのようにファインダーが左肩部分にあります。

XE4からボタン・ダイヤル類が削られ操作性が損なわれているという声もあります。

コンパクトかつおしゃれさを優先したいなら候補に入れたいシリーズです。

●XE4はダイヤル類が減らされた
●絞り優先などのオートがおすすめ
●チルト液晶が手前側に反転するので自撮りにおすすめ

X100シリーズ ・・・レンズ交換不可

上の3シリーズと違い、レンズ交換ができないカメラであることに注意が必要です。

レンジファインダーのようなファインダーが左肩にあり、正面から見た外観もフィルムカメラのような雰囲気がありおしゃれです。

カスタムボタンもXE4同様に多くはないので、オートでサクサク撮るようなスタイルが向いていると思います。

●レンズ交換不可
●おしゃれ
●コンパクトだが例えばX100vは478gと、やや重量感ありか
※バッテリー・メモリーカード含む
※XE4は364g、XT4は607g、XT3は539g

カメラを選ぶ基準を持とう

ここまで各シリーズの特徴を僕なりに述べてきましたが、ご自身がカメラを選ぶに当たってはご自身なりの基準や条件を持っておくべきだと思います。

特に富士フイルムのカメラを買うに当たっては以下の点に気をつけられたら良いのではと思います。

押さえておきたいポイント

使いたいフィルムシュミレーションが使えるか

富士フイルムと言えばフィルムシュミレーションが有名です。

例えば僕のXT3ではエテルナのブリーチバイパスが使えなかったりと(RAW現像ソフトでも使えません)機種によって使える使えないがあるので、どうしても使いたいフィルムシュミレーションがあるならそれが搭載された機種を選ぶしかありません。

個人的にはブリーチバイパスは全然必要ではないです。
エテルナ、クラシッククローム、プロネガスタンダードあたりが使えれば十分です。

チルト液晶かバリアングル液晶か

例えばXT3は縦にも横にもチルトする液晶が搭載されています。
XT4はこれが廃止されバリアングル液晶が搭載されたことで一気に動画向けのカメラになりました。
XE4は手前を向くチルト液晶があり自撮りがしやすくなりました。

こういった違いがありますので、ご自身の用途に合わせて選ぶ必要があります。

個人的にはバリアングル液晶はおすすめしません。
液晶を傾けたいときに都度本体から引っ張り出しくるっと回す動作がめんどくさいです。

持ち運びやすい重さか

重たい順に
・XT4・・・・・607g
・XT3・・・・・539g
・X100v・・・478g
・XE4・・・・・364g
となっています。

個人的にはXT3を使っていて、そこそこの重量感を感じつついつも持ち出しているので、特に女性でカジュアルに持ち出したいとなるとこれよりも軽いカメラを選んだ方が良いように思います。

あと、ここにレンズと、屋内で写真を撮るときにクリップオンストロボを本体に付けることも想定しておいた方が良いと思います。

手ぶれ補正は必要か

XT3シリーズで言うと、XT4からボディ内手ぶれ補正が搭載されました。
動画撮影用としても売っていきたいという目的からであると思います。

もちろん手ぶれ補正があった方がピント合わせのときの手のプルプルが緩和されたり、動画のブレが少なくなったりするというメリットはあります。

動画メインで使うのであれば手ぶれ補正はあった方が良いかなと思いますが、手ぶれ補正付きのレンズもありますので、予算と相談しながらどうするかですかね。

手ぶれ補正付きのレンズは、まずは下の1本がおすすめです。
広角からやや望遠までカバーできており、F4通しとして使えます。
※富士フイルムの手ぶれ補正付きレンズには「OIS」と表記されています。

軍艦部のダイヤル

富士フイルムを選ぶポイントとしてフィルムシュミレーションよりも僕はこの軍艦部のダイヤル類の充実やカッコよさを推したいと思います。

カッコよさだけでなく、写真の基本である「絞り・シャッタスピード・感度」がアナログのダイヤルで調整できるのは、特にストロボ撮影をするときや、スナップでもあと1段シャッタスピードを早くできれば被写体を止められるといったときに、めちゃくちゃ便利です。

絞りはレンズに絞りリングが付いていますので大丈夫です。
シャッタースピードのダイヤルもXE4やXT30でも付いていますので大丈夫かと思います。
感度ダイヤルに関してはシャッタスピードダイヤルと重なって併用するようについている機種、独立している機種、そもそも付いておらずカスタムボタンで割り振る必要があるものなど色々ありますので、欲しいカメラをチェックしていただけると良いと思います。

カスタマイズできるボタンの数は多いか

上の、感度をダイヤルに割り振ることともつながるのですが、様々な機能を各ボタンやダイヤルに割り振るにあたり十分な数のボタンやダイヤルがついているかという問題があります。

この点はXE4が前の型のXE3からボタン類を結構減らされており注意が必要な部分です。
特に、富士フイルムのカメラの前面には元から付いていることの多いフォーカスモードの切り替えレバーすらも無くされたということでかなりの簡素化がなされています。

カスタムボタンについては下の記事でおすすめの設定を解説していますので、こちらを参考にしていただき、ご自身がどれだけカスタマイズしたいのかを確認いただければと思います。

割とどうでも良いところ

AFの速さ・連写速度

メーカーは分かりやすいアピールポイントとしてAFの速さや秒間で何コマ連写できるかといった部分を打ち出してくることが多いです。

しかしよほど動きをする動物などを撮りたいといった明確な目的が無い限り、こういったスペックに関しては気にしなくても良いです。

日々のスナップ程度の使い方を想定しているのであれば、正直言って型落ちモデルでも良いんじゃないかと思っています。

そういう意味では、最新機種でなくても、1つ前の機種を中古で買って安く済ませるというのもありだと思います。

フィルムシュミレーション

上で書いたこととやや矛盾しますが、フィルムシュミレーションも無いなら無いで問題ないかと思われます。

エテルナやクラシッククロームなど一度は経験してみても良いとは思いますが、ずっと使っていると飽きます。

あと、色味をいじれるアプリも色々あると思いますので、そちらを使って楽しむというのも手です。

またこだわりたい人はいずれRAW現像ソフトを契約して自分の色味を追求するようなこともすると思いますので、カメラ内のフィルムシュミレーションが全てではないということです。

X100シリーズはおすすめしません

レンズ交換ができない

ミラーレス一眼の醍醐味の一つはレンズ交換であると思います。
その点X100シリーズはレンズ交換ができないので、汎用性が低く僕はおすすめはしないです。

X100シリーズについているレンズは35mm版換算で35mmという、目で見たよりもやや広めに写るようなレンズです。こういったレンズの場合、風景のように目の前のものをガバっと撮るようなときや、テーブルフォトのようにあまり後ろに引けないようなときは割と使いやすいと思います。

ただ逆に、人物をバストアップで撮りたいときや、花を一輪だけ切り取りたいときなど、何か一点に注目して撮りたいときには画角が広すぎて使いにくいと思いますし、レンズを交換しようにもそれはできない仕様なので僕は止めといたほうが良いと思います。

X100シリーズは2台目以降のカメラとして考えるのが良いと思います。

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