この度というか今更というか、富士フイルムXH2を購入しました。
XT5とかなり迷った結果としてのXH2購入となりました。
XH2のボタン類はXT5と感触が違っていて、この点だけでどちらのカメラを買おうか迷ったくらいでしたので、今回はその違いについて解説していこうと思います。
X-T5のようなカチッという感触がない
XT5のボタン類はいわゆる遊びがない、カチッといった感触のあるボタンというかスイッチのような感じで、明確に押したか押して無ないかが分かりやすいものとなっています。
X-H2のボタン類はポコっと凹む感じ
対してXH2のボタン類は、ポコっと凹む感じで、XT5ほどはっきりくっきりとした押した感があるわけではなく、また押したときの音も聞こえにくくなっています。
XH2は動画も撮る方向けのカメラということから、撮影中にボタン類を押す音がなるべくしないような設計にしたのかもしれません。
とにかく擬音で表すとポコっと凹む感じです。
若干の遊びがある感じが使いづらいかも
XT5は明確に押した感触があるのでストレスフリーなのですが、XH2はボタンを押し込み切るまでに若干の遊びがあり、と言ってもほんのわずかなのですが、そこを超えると底を打った感があります。
なので、XT5よりもちゃんとボタンを押すという意識を持って押し込まないといけないという点では、ほんの少しですがストレスを感じるかもしれないです。
LUMIX S5iiのようなグラグラ感は無い
ただ、LUMIX S5iiのようなグラグラで軸が分かりづらいものでは全くないです。
こういった点は富士フイルムがカメラメーカーとして使い心地をしっかり考えて設計しているのかなと思います。
ボタン1つ1つがしっかり固定され自立している感じがあり、その感触が指にも伝わってきます。
ボタンによって硬さや感触が微妙に違うのは個体差なのか
AF-ONボタンがやや柔らかめの押し心地です。感触はポコっと凹む感じで明確な押した感はあるので、ストレスは感じないというか、これくらい柔らかい方がAF-ONは頻繁に使う点から指も疲れにくく良いとは思います。
対してAELボタンは少し重めです。グニュっと押し込んで反応するようなイメージです。
こういった感触の違いは設計思想からくるものなのか、ただの個体差なのかは謎です。
QボタンとDISPボタンが押しづらい
ボタン類の中で、QボタンとDISPボタンが結構押しづらいです。
他のボタンとは明らかにというかわざとにというか、押し心地を変えているように思われます。
ボタンに厚みがなく、奥まで押し込まないといけない
この2つのボタンは他のボタンに比べて厚みがなく、ボディからあまり飛び出していません。
さらに、ポコっと押し込める感触もなく、グニュっと奥まで押し込まないと反応しない設計のため、爪の先で押すか、指の腹ならそこそこ強めにグッと押し込まないといけないです。
これが結構しんどくて、例えばメニュー画面で設定をいじって画面を戻るときにDISPボタンを押して戻ろうとするのですが、頻繁に押すのがそこそこストレスに感じます。
なぜこの2つのボタンだけ感触が違うのかよくわからないです。
AF-ONボタン並みに軽めにしてほしかったです。
