EVF無しのフルサイズミラーレスが噂されている
ソニーからEVF無しの小型フルサイズミラーレスが発表されるのではという噂が出ており、機材の小型化を目指したい僕にとっては嬉しいニュースです。
買うかどうかは別ですが、こういう流れは嬉しいです。
軽くて小さいは正義ですからね。
以下、引用です。
信頼できる筋によると、ソニーは(6月)にさらに2台のカメラを発表する予定である。私たちは今これを言われました:
SONY ALPHA RUMORS 2020年6月3日より:https://www.sonyalpharumors.com/rumor-sony-will-launch-a-new-kind-of-full-frame-model/
1)最初のフルフレームモデルは、待望のA7sII後継モデルのようです
2)2番目のモデルは、「新しい」フルフレームカメラです。
「新種」とはどういう意味かわかりません。可能なオプションはたくさんあります:
「最悪のケース」のシナリオこれはRX1RIIの後継者のようなものですが、新しい「命名構造」…おそらくツァイスZX1のソニーバージョンでしょうか?
最良のシナリオは、これが新しいEマウントカメララインの最初のものです。
私たちがこれまでに得た唯一の信頼できる噂は、「何か新しいもの」であり、8月末までに発表される新しいFFカメラについて教えてくれます。このカメラが何であるか私はまだ知りません。それで、私が得たいくつかの野生の噂を続けましょう。私たちの長年のSAR読者の1人がこれをソニーのマネージャーから聞いたことがあります。
SONY ALPHA RUMORS 2020年6月25日より:https://www.sonyalpharumors.com/wild-rumor-small-sized-sony-a5-has-no-evf/
約1か月後に、ソニーは「Sony A5 –新しいエントリーレベルのフルフレームカメラ、小型でEVFなし」を発表します。
上記SONY ALPHA RUMORSというサイトでは、a6000番台のボディにそのままフルサイズマウントを取り付けて、EVFを切り落としたようなデザインがイメージとして掲載されています。
SIGMA fpの対抗馬?
EVF無しのフルサイズミラーレスを出す背景には、SIGMA fpという小型フルサイズミラーレスカメラの存在があり、このカメラに対抗するためだという話も耳にします。
確かにフルサイズミラーレスカメラ市場を主戦場にしているソニーからすると、コンパクトでスタイリッシュなSIGMA fpは鬱陶しい存在なのかもしれません。
レンズがデカすぎ&高すぎ問題
フルサイズカメラとなると、問題はレンズの大きさ・重さ・値段の高さです。
せっかくフルサイズを買ったんだから、レンズも良いものがほしいとなると、下のようなf1.4の明るいレンズを選びたくなるのですが、値段は10万円くらいしますし、何と言っても重さが1kgぐらいありますので、小型軽量化を目指すこととは真逆です。
ボディの小型軽量化に対して、それに合うレンズラインナップをどう揃えていくのかが見どころの一つではと思います。
やはり、F2やF2.8くらいのそこそこの明るさで、ボディとのバランスの良いものを揃えていくのでしょうか。
ただ、星でも撮らない限り、開放F2.8くらいあれば十分です。
特に日中の撮影ではF4やF5.6くらいで撮ることが個人的にはほとんどなので、F1.4なんて使うことはほぼ無いです。
実際、SGIMA fpも、下の45mm f2.8のレンズとのセットがよく売れているそうです。
この度の在宅勤務の増加に伴い、SIGMA fpをWEBカメラとして使うという事例もあるようです。確かに自宅では35mmから50mmくらいの焦点距離が、自撮りをするにはちょうどよい画角かと思います。
SONY「RX1R2」はどうなるの?
似たようなカメラで、ソニーには既にRX1というラインナップがあり、2016年にRX1R2というカメラが発売されていたそうです。個人的にはあまり売れたという噂は聞かないのですが、実際のところどうなのでしょうか。
ここ数年はレンズ交換式カメラが売れるという流れが来ていましたので、レンズ一体型のこのようなカメラは支持されにくかったのでしょうか。
また、特長として紹介されていたところもセンサーサイズや描画エンジン、画素数、AF性能など本格派に向けたところが多い印象ですが、でも本格派があえてレンズ交換のできないこのようなカメラを積極的に選ぶ理由がよくわからないです。
ではサブ機として使うかという話ですが、ソニーストアで40万円近くで売られているカメラをサブ機として導入して何を撮るのっていう話です。
なので、ただフルサイズの小型カメラを出しゃいいというわけでもないという事だと思います。
今後の展望:フルサイズの定番化は確実か
この度のソニーの噂や、SIGMA fpの発売、ZEISS ZX1という未発売ですがフルサイズセンサー搭載のカメラの発表を見ていると、憧れのフルサイズではなく、フルサイズがスタンダードになる時代も近いと思います。
先日のオリンパスのカメラ事業売却を見ても、マイクロフォーサーズのような中途半端なサイズのセンサーのカメラを買うくらいなら、スマホで撮ってそのままSNSにアップしたほうがよっぽどスムーズですから、フルサイズ以外がどんどんスマホに侵食されていくのは時間の問題かと思います。
将来的には、めちゃくちゃ綺麗に撮りたい人がフルサイズを買い、めちゃくちゃ手軽に撮りたい人が高性能なスマホを使うという二極化が進むのではと思います。
ただフルサイズの中でも、全部小型化が進むわけではなく、プロ用の多機能な今まで通りの一眼レフらしい形のものと、僕みたいにとにかく手軽に美しい写真を撮りたいという人に向けた小型でシンプルなものとに分かれるのではとも思っています。
プロの撮影現場で、カメラマンがSIGMA fpみたいなちっこいカメラ持ってたら笑ってしまいますからね。今のところは。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。