富士フイルムの最大70000円のキャッシュバックキャンペーンが、2019年9月30日まで延長されています。
詳細は下のリンクからご確認下さい。
キャッシュバック延長ということで、X-T3を買った身として、改めてこのカメラの良さを述べておこうと思います。
購入の検討材料にしていただければ幸いです。
ちなみに下の記事は、過去に書いたX-T3の良さについての記事です。
ずっとソニーa6500を使っていた自分がX-T3を使ってみて感じたことを書いておりますので、合わせてお読みいただければと思います。
独立したシャッタースピード・感度ダイヤル
やはり他のメーカーのカメラと一線を画すのはこの部分かと思います。
モードを変更するのではなく、ダイヤルを回して特定の値に設定するのか、Aモードにするのかというところで、自動露出とマニュアル露出を行ったり来たりするという考え方が、富士フイルムならではかと思います。
僕はX-T3以外にもソニーのa6500を使っているのですが、a6500の場合はマニュアル撮影をしようと思ったら、モードダイヤルをマニュアルに変える→ホイールを回してシャッタースピードを決める→ISO感度ボタンを押してISO感度を決めるという流れが必要になります。
しかも、フォーカススタンダードが起動しており、フォーカスエリアが移動できる状態になっていれば、もう一度フォーカススタンダードを解除してからホイールの右ボタンを押してISO感度を起動することになり、手順が多くややこしいです。
対してX-T3は絞り・シャッタースピード・ISO感度それぞれのダイヤルを、Aに合わせるか自分で具体的な数値に合わせるかというシンプルな構造でできています。
これにより、普段は1/125秒で撮っていたけど、ここはもう一段速くして1/250秒にしたいと思ったときも、わざわざマニュアルモードやシャッタースピード優先モードに切り替えることなく、ダイヤルを1/250に合わせるだけで即座に切り替わります。
さらに、絞り・シャッタースピードだけ自分で決めて、ISO感度はカメラに決めてもらうという使い方もできます。
a6500でもISO感度だけオートにしたままということはできるのですが、露出補正をしようとすると、ホイールはシャッタースピードの調整に割り当てられてしまっているので使えず、ホイールの下ボタンから露出補正を起動することが必要になり、先程と同じ様にフォーカススタンダードが起動しているとわざわざ解除する動作が間に入り、操作が煩雑になります。
その点、露出補正が独立したコマンドダイヤル(フロントorリヤ)に割り当てることができるX-T3は、かなり柔軟な使い方ができるのではと思っています。
長時間露光やストロボ使用時にも便利
他にも長時間露光やストロボ使用時にフルマニュアルで露出を設定したいときでも、それぞれのダイヤルが独立しているので、わざわざその機能を起動する必要がなく、非常に直感的に操作できます。
背面液晶が美しい
ソニーa6500は約92万ドットであるのに対し、X-T3は約104万ドットです。
この違いからなのか、背面液晶に関してはX-T3が圧倒的に美しいです。
この違いは実際に売り場などで体験してもらわないとなかなか伝わりにくいとは思います。
僕はa6500を使っている間にも何度かX-T3を触りに行ったのですが、そのたびにX-T3の液晶の方がだいぶ綺麗だと感じていました。
メニュー画面が整理されている・どこに何があるかが分かりやすい
ちまたでよく言われていることですが、a6500をはじめソニーのカメラのメニュー画面が結構ひどいのに対し、X-T3をはじめ富士フイルムのカメラは使いやすいというか、情報が整理されています。
カスタムボタンや画面表示の設定などはちゃんと「セットアップ」という項目の中にあり、フォーカスモードやMFアシストなどを決める機能はちゃんと「AF・MF」という項目の中にあるといったように、あるべき場所にあるべき機能があると思います。
a6500はカスタムボタンやファンクション機能の設定が、動画の設定と同じタブの中にあるなど、結構無理がある整理の仕方がなされています。
覚えてしまえば済む話かもしれませんが、買ったばかりの人でも迷わずに使えるという意味では、X-T3の方が配慮がなされていると言ってよいのではないでしょうか。
独立したジョイスティック
ジョイスティックがあることで、a6500のようにフォーカスエリアを移動する機能を起動してからフォーカスエリアを移動させるといった手間が必要ありません。
こちらも直感的に使えるという意味で、上で述べた独立したダイヤルと同じ方向性を感じます。
X-T3はタッチパネルでもフォーカスエリアを移動させることはできるのですが、個人的にあまりそれが性に合わないので、できればジョイスティックや十字キーなどで移動させたいと思いっています。
そもそもフォーカスエリアを移動させられることがなぜそんなに大事なのかというご意見もあるかと思いますが、中央一点でピントを合わせてから構図を整えるためにカメラの向きを変えると、難しい話ですがコサイン誤差といものが発生します。
簡単に言うと、ピントを合わせたときとカメラの向きを変えたときで、ピントを合わせたい被写体との距離がやや変わるよねという話です。
距離がかわると当然ピントが外れるので、いわゆるピンぼけ写真になってしまいます。
僕は神経質な性格なので、構図をある程度決めた上で、フォーカスエリアを被写体のところへ移動させて、なるべくカメラの向きを変えないで済む撮り方がしたいので、ジョイスティックで自由にフォーカスエリアを移動させられる機能を非常にありがたく思っているということです。