NEEWERのリフレクター+グリッド3種のセットを購入してみましたので、今回はその試し撮りです。
ちなみに購入したグリッドの角度は20度・40度・60度のセットです。
アマゾンのリンクも貼っておきます。
グリッドとソフトディフューザーを試し撮り
使ったストロボはGodoxのAD100proです。
ストロボと壁との距離は約1mくらいです。
ホワイトバランスは現像ソフトで5000ケルビン、色かぶり+2に統一してあり、それ以外のパラメーターは一切触っておりません。
ちなみに現像ソフトはキャプチャーワンです。
リフレクター+グリッド・ソフトディフューザーで撮り比べ
リフレクター無し
まずは何も付けていない状態です。
リフレクターのみ
次にリフレクターのみを付けた状態です。
リフレクター無しの状態では周辺に向かってなだらかに光量が落ちて行っていたのが、リフレクターをつけると明暗がくっきりと分かれるようになりました。
また、ストロボから直接壁に向かう光に加え、リフレクターに反射した光も別で壁に放たれるので、縁の部分に影が2重にできています。
リフレクター+グリッド20度
全く同じ距離から光を当てていますが、かなり照射範囲が絞られています。
リフレクター+グリッド40度
20度よりも少し広めに当てることができます。
まずは40度でディフューザー越しに当ててみて、シャドウが明るいように感じられるのであれば20度を試してみるといった使い方が良いのではないでしょうか。
リフレクター+グリッド60度
60度を付けると光の当たり方にムラができました。
ハニカム構造のそれぞれの穴から光が出ており、それが同時に壁に当たることでこういった模様が出てきたものだと思います。
ディフューザー越しに使うのであればあまり気にはならないと思いますが、直接被写体に当てたときにこういったムラが写ってしまうので、この点は使いづらいかなと思います。
照射範囲については、先程の40度とあまり変わらない印象を受けました。
荷物の軽量化の観点からも60度は使わなくても良いかなと思いました。
リフレクター+ソフトディフューザー
リフレクターに付属のソフトディフューザーを装着しました。
最初のリフレクター無しと比べても、より万遍なく広い範囲に光が拡散しているのが分かると思います。
一点問題を上げるとすれば、光量が1段以上落ちてしまうことです。
グリッドの写真を撮ったときと同じセッティングのまま撮ると下のようになりました。
このときは絞りがF16でしたので、一段上げてF11にして、やっと他と比べられるくらいの明るさになりました。
ソフトディフューザーによる色かぶりはあるのか
上が何も付けていない状態、下がリフレクターにソフトディフューザーを付けた状態です。
現像ソフトで輝度が190くらいのところにカーソルを合わせてスクリーンショットを撮ってみました。
パッと見る限りでは、何も付けていな状態の方がややマゼンタ寄りかなとは思いますが、RGBのパラメーターを見る限りでは差がほぼないようですので、ソフトディフューザーを付けたからと言って青く色かぶりするようなことはないと思います。