撮り方の話

斜め構図はありなのか。水平垂直をあえて取らないことも必要?

撮り方の話
スポンサーリンク

斜め構図にすると考えなくなる

僕も写真をやり始めた最初の方は何でもかんでも斜めにして撮っていました。斜めにするとなんとなくオシャレに見えるので、それが癖になってしまっていました。構図を考えて撮らなくても、とりあえず見たままの位置からカメラを構えて、とりあえず斜めにすればそれなりに撮れている気がしていました。

この、考えて撮らなくても何とかなっている気がするのが問題なように思います。要は、どうすればもっと良くなるのか、上手くなるのかを考えなくなってしまうということです。

光の質はどうなのか、見せたいものがしっかり見える構図で撮れているのか、等を考えるレベルに至らないまま成長が止まってしまうと思い、とりあえず斜めにするのは極力やめるようにしました。

無理に水平垂直を取らない

かと言って無理に水平垂直を撮るのもどうかと思います。例えば、建物自体が完全に水平垂直になっていれば良いですが、そうでなければきっちり水平垂直の線を出すことができず、中途半端に斜めの線が見え、違和感が出てきます。特に、寺社仏閣のような建物は水平垂直になっていないことが多々あり、難しいと思います。
僕は水平垂直を出すのが難しいと思ったときは、あえて角度をつけて撮るようにしています。

この猫の写真も、猫を追いかけつつ水平垂直を取るのが難しいと感じたため、街中でふと見上げた感じをイメージしながら少しカメラを斜めに振りました。

あえての斜め構図でダイナミックに

あえて斜めに被写体を配置して、動きのある撮り方をするのもありかと思います。例えば車は斜めのラインが出るように構図を作ると、躍動感のようなものが出て良いのではと思います。動くもの・迫力のあるものは斜めのラインを出して、落ち着いてどっしり見せたいものは水平垂直を出すようにすると、被写体に合った構図選びが出来るようになるのではと思います。

真正面から見上げるように撮ると迫力が伝わるのではないでしょうか。
広角レンズで撮ると遠近感が出て、そびえ立っている雰囲気が伝わると思います。

タイトルとURLをコピーしました