RAW現像の話

RAW現像で写真をコントラスト高くパリっと仕上げる方法

RAW現像の話

RAWで写真を撮っていると、特にソフトボックスで撮った場合はそうなることが多いと思いますが、写真がモヤっとしてコントラストが低く、彩度も低いため印象的にならないといった悩みを抱えている方は多いと思います。

今回はそういった悩みを解決する方法の一つをご紹介したいと思います。

ただ、このやり方が写真業界でセオリーかどうかは分かりません。あくまで独学ですので、その点はご容赦ください。

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レベル補正を活用しよう

結論としては、タイトルの通りレベル補正機能を活用するというものです。

CaptureOneにはツールとして存在しますが、Lightroomにはないかもしれません。
無い場合にはトーンカーブでも同じようなことができるとは思います。

では、RAW撮影で写真がモヤっとする原因とその解決方法を見ていきたいと思います。

原因01 シャドウがしまっていない

まずひとつ目はシャドウがしまっていないというもので、ヒストグラムの左端が空いてしまっており、シャドウが浮いていることで、写真にしまりがなくコントラストが低いメリハリのない絵面に見えているという状態です。

この場合にはレベル補正で左下のつまみを徐々に右に寄せていって、写真が良い感じに見えるように調整してみてください。

何をもって良い感じかですが、ここはある程度経験とセンスが必要かとは思いますが、写真に違和感が無い、でもしっかりしまっていてパキッと見えるくらいのところを目指してください。

写真の中に黒い部分がある場合は、Ctrl+Eで露出警告を出したときに黒く潰れた表示が出ますが、ここはある程度は致し方なしで、あくまで写真としてパキッと見えるところまで調整してください。
潰れた部分は後からシャドウもしくはブラックのスライダーで持ち上げることで復活させられますので、後から微調整してください。

レベル補正にはハイライトのつまみもありますが、シャドウ側がかなり重要で、ここを調整するだけでも見違えるくらい印象的でパキッとした見た目に仕上がると思います。

また、シャドウを詰めてコントラストを高めたことによって、自然と彩度も高まります。
彩度のパラメーターを上げなくてもある程度は良い感じにはなるのではないでしょうか。

コントラストのつまみでもメリハリは出せるのではと言う意見もあるかとは思いますが、コントラストのつまみでやると、シャドウ側からしまっていくというよりも、ヒストグラム全体を無理やり左右に引き延ばすので、中間のリッチさが無くなると思います。
最終的にどうしてもゴリッと見せたいといった場合にコントラストのつまみを5上げる、もしくはクラリティを20に上げるといった処理が良いのではと思います。

原因02 色被りが補正できていない

色被りがホワイトバランスだけでは補正しきれずに、もやっと見える原因になっていることもあります。

白が白に、すっきりと見えるようにホワイトバランスを青に寄せてみても、それはそれで全体が青っぽくなるだけだし、別に色被り補正も違和感ないところまで調整はできてるし、何がおかしいんだろうなと思ったことがあるとは思いますが、これもレベル補正ツールで補正できます。

解決方法としては、このやり方が正しいか分かりませんが、僕はレベル補正ツールのRGBそれぞれのタブで中央のつまみをいじっています。

僕の場合は黄色っぽいのが気になることが多いので、まずはブルーのつまみから動かすようにしています。
ブルーのつまみを左側に動かすとブルーを足す方向に作用するので、黄色みが消えたなくらいのところまで動かします。

黄色味は徐々に消えていきますが、今度は赤紫っぽい色が乗ってきますので、今度はレッドのタブでつまみを右側に動かしてレッドを引いていくようにします。だいたい、レッドが消えてきて今度はグリーンが乗ってきますので、直前かうっすらグリーンが乗るくらいで止めます。

最後に、グリーンを減らして、全体的に被りもなくすっきり見えるようになれば完成です。

理想としてはブルーだけでなんとかできればよいのですが、レッドもグリーンも少しずつ動かしていることが多いです。

調整してみてしっくりこなければ、3つともリセットしてまたブルーからやり直して見てください。

RGBのつまみをいじると明るさが少し変わるので、露出もしくは明るさのつまみで微調整してください。

ホワイトバランスと色被り補正は、一旦最初に調整しておいてください。
そこまで厳密ではなくて良いと思います。
僕は5500か6000ケルビン、色被りはカメラの特性もあると思いますが、-5くらいにしてます。
RGBのつまみで調整してみて、それでもアンバーすぎるなと思ったら若干ホワイトバランスを青っぽくするような感じで微調整していくのが良いと思います。


レベル補正をかけた写真とかけてない写真の一例がこちらです。

レベル補正ほ全くかけていないと、下の写真のようにモヤっとしたような雰囲気になり、立体的に見えません。また、うっすら黄色みがかっており、被写体の本来のトーンが出せていないように思います。

RGB補正+RGB個別補正あり
レベル補正無し

他にも適当に写真を貼っておきます。

このたまごはソフトボックスで撮っていますが、レベル補正をかけないとぼんやりした写真になってしまいますが、レベル補正をかけることで柔らかい印象を残しつつもシャドウをひきしめたメリハリのある写真に仕上げることができていると思います。

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