作例集撮影スポットの話

a6500とsel35f18で雨の鎌倉をスナップ

作例集
スポンサーリンク

雨の鎌倉は人が少なく、撮りやすい

先日(2019年6月下旬)鎌倉を散策し、スナップ写真を録ってきました。

あいにくの雨でしたが、雨粒のついた紫陽花などを撮ることができ、普段あまり撮れないような写真が撮れましたので、意外と楽しめました。

また、雨の日は観光客の方がだいぶ少ないです。(土曜日でしたが、少なかったです)

晴れた日だと明月院なんかは大混雑だそうですが、この日はすんなり入ることができ、御朱印も5分でもらうことができました。

※インスタでよく見る「悟りの窓」を撮りたい人の列はもう少し長く、10分〜20分くらいは待つ必要があったように思います。

鎌倉散策をするなら、あえて雨の日を狙って行くのもありかと思います。
ただ、思い通りに撮るには傘を差しながらだと厳しいので、防水のジャケット防塵防滴仕様の機材を準備していく必要はあると思います。

使用機材

作例1:北鎌倉駅の西口にて

この日は雨だったので、葉っぱに付いた水滴が綺麗でした。この水滴を入れつつ鎌倉らしい雰囲気を出すことはできないかと思い、バスに乗り込む人たちを背景にしました。

f4まで絞っているので、背景の様子もある程度伝わると思います。

f4 – 1/160 – iso100


上の写真と同じところから角度を変えて撮ったものです。
鎖樋(くさり)と、それを伝わる雨水がまず目に入りました。
背景として何を入れようかと考えたときに、地元の高校生が見えましたので、彼女らを背景にすることで現地の雰囲気が出せたと思います。

f4 – 1/160 – iso100

作例2:明月院

ちょうど木にもたれかかるような紫陽花がありましたので撮りました。

明るい背景も良いと思いますが、木の幹のような色の濃い背景でも、紫陽花の鮮やかさが引き立つと思います。

f4 – 1/125 – iso2500


雨の日の様子を伝えようと思い、傘を差しながら紫陽花を楽しむ人達を背景に取り入れました。

紫陽花単体で撮るのも綺麗ですが、この日らしい紫陽花の撮り方として、周囲の状況を入れていくのも面白いと思います。

f4 – 1/125 – iso500


まず手前の紫陽花がの花の付き方のバランスが良く、目に入りました。
また、奥に同じような方向に向かって咲く紫陽花も見られましたので、この2つをバランスよく配置し、画になるように気をつけました。

空の方を向いて撮るようにし、背景には玉ボケを入れました。

f4 – 1/125 – iso320

ハートの紫陽花

紫陽花を撮るときの醍醐味?の1つに、ハートの紫陽花を探すというのがあるかと思います。

肉眼で見るとハート型に見えるものでも、カメラ越しだとハートに見えるようにするのがなかなか難しいです。

下の写真はハートに見えるように頑張って角度を変えながら撮ってみました。
ハートに見えますでしょうか?

f4 – 1/125 – iso500

御朱印もいただきました

天気の良い日は、長蛇の列ができてなかなか御朱印をもらうところまでたどり着けないそうですが、この日は数名しか待っている人がいなかったので、5分ほどでもらうことができました。

御朱印帳はもっていないので、既に書いてあるものを300円(だったと思います)で購入しました。

下の写真の状態で受け取ることになりますので、折り目がつかないように、ファイルなどを持参していくと良いと思います。

作例3:水滴の表現

sel35f18は5万円もしないレンズですが、描写力は高いものがあるのではないでしょうか。

下の写真は雨に濡れた梅ですが、表面に付いた水滴がとても綺麗に表現されているのではと思います。

f4 – 1/125 – iso400


葉っぱに付いた水滴です。
葉っぱが水を弾くことで、綺麗な水玉がたくさんできていました。

f4 – 1/125 – iso400


蓮の葉に溜まった雨水が綺麗でした。
ハイライトも綺麗に入り、プルプル感がよく出ていると思います。

構図の意図としては、中央の雨水が溜まった蓮の葉にまず目が行くようにしたことと、瓶に浮かんでいることをひょうげんするために、瓶のふちをカーブが分かるように画角に入れたことです。

f4 – 1/125 – iso400

作例4:竹林

見上げたときに、肉眼で見るとどこを見ても大体綺麗に見えるのですが、写真として画にするためにどこを撮るかを明確にする必要があるかと思います。

下の写真は、手前に竹を斜めのラインで入れて、遠近感を出しました。
また、明るい部分が画角の中でうまく配置されるように、バランスを取りながら撮影しました。

f4 – 1/125 – iso250


明るい空に向かって伸びていく竹を表現しました。
明るい部分が斜めに横切るようにすることで、アクセントになったかと思います。

f4 – 1/125 – iso250


玉ボケにするのも面白いかなと思い、竹の手前の方にピントを合わせ、奥をぼかしました。
反省として、もう少し絞りを開けるか、もっと手前にピントを合わせるかして、綺麗な玉ボケになるようにすると良かったと思います。

奥の方にピントを合わせた写真以外にも、こういった手前ピンの写真を入れることで、メリハリがつくかと思います。

f4 – 1/125 – iso400
タイトルとURLをコピーしました