真ん中が45度だから

ストロボの当て方を勉強しようと思ってYouTubeなどを漁っていると、よく「ストロボは45度の角度から当てるようにしましょう」といった説明を見ます。
そういった説明に対する僕なりの解釈は「0度から90度の真ん中が45度だから」です。
つまりまず最初はどちらにも偏っていない真ん中くらいの位置から当ててみて、影がつきすぎているようであればもう少し正面に寄せてみて陰影を小さくしてみたり、逆に影がついてなさすぎてフラットに見えるようであれば、もう少し角度をつけて陰影を大きくするといった微調整をしましょうということです。
そのためのスタートとしては、どちらにも偏っていない真ん中、標準的な位置ということで45度くらいからまずは当ててみるということが、いわゆるストロボは45度で当てるという説明につながっているのだと思われます。
45度に固定して色々撮ってみるのもおすすめ
いろいろな被写体に対して、ストロボを当てる角度は固定してライティングしてみるのも面白く、また勉強になるとも思います。
被写体によって凹凸のつき方は違うため、同じ角度から当てているようでは自分の期待するイメージに仕上げられないのだなという視点が身につき、被写体によってどういった角度で光を当てるかが重要であると考える良いきっかけになります。