先日始めて富士フイルムの新機種「XT4」を売り場で触ってみたので、所感を述べたいと思います。
良くも悪くも、ほぼXT3と変わっていませんでしたが、シャッター音など触ってみて始めて気づくところもありました。
シャッター音がXH1と同じだった
XT3のような、ミラーがパタコンパタコン跳ねるような音ではなく、XH1に搭載されたようなソフトな音のシャッターでした。
静かな街中でスナップをするような場合は、周りの目を気にせずシャッターを切れるかもしれませんが、悪く言うと張り合いがないという感じでした。
ただ、シャッターボタンについてはフェザータッチシャッターではなかったので、ここは良かったと思います。今まで通り、半押しでしっかり止まってくれる、クリック感のあるシャッターのままでした。
バリアングルはどうも使いにくい
やっぱりバリアングルはどうしても馴染めないです。
どっちに回したら液晶が手前を向くのか、もう一度折り畳めるのかなどが直感的にわかりづらく、毎回あたふたしてしまいます。
広げたまましばらく動画撮りっぱなしのような使い方だったら良いのかもしれませんが、スナップしながら広げてまた畳んでのような使い方は、結構運用が難しいのではと思いました。
重さはそこまで気にならないかも
XT3の539g(バッテリー・メモリーカード含む)よりも約70gほど重い607gですが、心配していたほど重すぎはしなかったです。
と言うかXT3が既に結構重いので、この重量感になれてしまっているのかもしれませんが。
ただ一点付け加えておくなら、a6000やオリンパスPENのような小型カメラからXT3や4に乗り換えようか検討していらっしゃる方がいるなら、間違いなく富士フイルムのこれらのカメラは重いですよ。