レンズの話

sigma30mmf1.4+a6500で新国立競技場を撮りました

レンズの話

a6600やa6400、a6100などの発表もあり、このsigma30mmf1.4にも再度注目が集まっているかと思いますので、レビューしたいと思います。

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作例

まずはざーっと作例を見ていただこうと思います。

この日は昼間は晴れていたのですが、夕方になってから曇り始めました。
なので、現像もそのどろーんとした曇りの雰囲気が出るようにしました。

めちゃくちゃコスパが良い!

アマゾンでも、当記事執筆時の価格で35000円で買うことができ、めちゃくちゃコスパが良いと思います。

この価格でf1.4の明るさが手に入るので、かなりお得だと思います。

AFは若干もたつく

ソニー純正のレンズとは違って、AFは若干もたつく印象です。

同じシリーズとして出ているsigma56mmf1.4よりももたつく感じがあります。

また、56mmf1.4よりもモーター音がやや大きめで、中でレンズがグリグリ動いているのが分かります。

かといって、スナップのような撮り方ではさほど困ることはなく、落ち着いてコントラストが高いところにピントを合わせればすんなり合うことが多いです。

狭くもなく広くもない画角

ソニー純正レンズと比較するとするなら、当レンズはsel35f18とsel24f18zの間の焦点距離のレンズということになります。

sel35f18がほぼ人間の目で見た印象に近く、それよりもやや広く写りますので、人によっては思っていたより広く写ってしまい、少し使いづらい印象を受けるかもしれません。

また、sel24f18zよりも画角が狭いので、目の前の景色をガバっと全体入れるようなことも、得意ではありません。

目で見た印象より広く、広角レンズより狭いこの画角にどういった目的を見出すのかが、このレンズの購入に至る理由になるかと思います。

広角っぽく見せることもできます。
足を使って寄れば、一部を切り取ることもできます。

F1.4だがめちゃくちゃ軽い

普通は、f1.4のような大口径の明るいレンズとなると、設計上重くなってしまうレンズが多いと思います。特にフルサイズ用でf1.4のレンズは、売り場などで持ってもらうと分かると思いますが、かなり重たく感じると思います。

ですがこのレンズはf1.4にも関わらず265gと、かなりの軽量化を実現しています。

聞いた話によると、画面周辺の湾曲の補正を、完全にカメラのデジタル補正に任せてしまうことで、その分の部品を省き、軽量化を実現したとのことです。

軽さゆえに、1日中持ち歩いていても嫌になることは全く無く、取り回しが良いので、初心者の方の最初の1本としてもオススメできると思います。

どのくらいシャープに写るのか

シグマのレンズの醍醐味といえば、どのくらいシャープに写るのかというのを楽しむことにあるとも思います。

下に、等倍表示にしてスクリーンショットを撮ったものを貼り付けましたので、ご確認いただければと思います。

プロファイルはAdobeニュートラル、シャープはデフォルトでかかる40のままです。

数万円で買えるレンズにしては、結構優秀なのではないでしょうか。

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