初心者の方にはsel35f18がおすすめ!
結論を先に言うと、f1.4の明るさに魅力を感じない方は、迷わずself35f18を買ってください。
sel35f18の方が サイズ、重さ、AF速度、手ぶれ補正 の面で上回っています。
絞り開放付近でのシャープさはややシグマの方が上回っているように感じますが、拡大表示しない限り分からないレベルです。
特に初心者の方には軽くて取り回しの良いsel35f18の方をおすすめします。
それではレビューを始めます。
基本スペックの比較
sel35f18 | sigma30mmf14 | |
希望小売価格 | 53,000円+税 | 48,000円+税 |
35mm版換算 | 52.5mm | 45mm |
開放f値 | 1.8 | 1.4 |
手ぶれ補正 | あり | なし |
質量 | 154g | 265g |
全長(レンズフードを含む) | 7.5cm | 11cm |
最大撮影倍率 | 0.15倍 | 0.14倍 |
最短撮影距離 | 0.3m | 0.3m |
スペックを見ていただいて分かる通り、コンパクトさを取るか、明るさを取るかが大きなポイントです。
シグマの方はsony a6500につけて持ち歩くと、ボディの重さもあり、それなりに重量感があります。
一方ソニーの方は大分軽く、また全長も短いため、かなりコンパクトです。
オートフォーカスはsel35f18が爆速
圧倒的とまではいきませんが、やはりソニーの純正レンズがかなり速い印象です。
レンズが動作するモーター音もほぼしません。
一方シグマのレンズは毎回「ググッ」といった動作音がします。
合焦のスピードも、ソニーのレンズに比べて一瞬遅い印象です。
スナップなどでは困るほどの遅さではありませんが、純正レンズに慣れていると気になるポイントではあります。
パープルフリンジが出る
シグマのレンズで桜を撮ったときに、パープルフリンジが発生していました。
ほぼ同じ角度から同じ被写体を撮り比べて見ました。
画角:sigmaの方はやや広く感じる
ソニーの35mmの方は人間が見たままの画角をほんの少し切り取った印象であるのに対し、シグマの30mmの方は画角がやや広く感じます。
スペック上は似たような画角ですが、いざ使ってみると思ったよりもやや広く、意識して切り取らないと散漫な画になってしまう印象です。
個人的には適度に切り取ってくれるソニーの35mmの方が使いやすいと感じました。
sigma56mmf14ユーザーから見た30mmf14
僕は同じsigmaのコンテンポラリーレンズである56mmf14も所有しており、30mmf14購入に至ったのも56mmレンズで得られるような解像度の高さを期待していたからでした。
結論を言うと、同じくらい解像度が高い印象ではありませんでした。
56mmは開放でもかなり解像度が高くシャープに写りますが、30mmの方は開放で撮るとややモヤっとします。
この点は少し期待外れでした。※それでも少し絞ればめちゃくちゃシャープに写ります!
作例:sigma30mmf14で撮った桜