シャッターフィーリングやその他色々気になったことがあったので、売り場で両機種を触ってきました。
シャッターフィーリング・感触の違い
XT5は半押しするとカチッという感触があります。
このため半押し状態で止めておくことが容易で、シャッターを切るタイミングも自分でコントロールしやすいという特徴があります。
一方でXH2やH2sは半押ししてもカチッという感触が全くないです。
シャッターボタンを少し押し込むと、ムニュッとした感触とともに半押しが起動するという具合で、どこまで押し込むとシャッターが切れるかということが把握しづらいと思います。
ただ、半押しでキープすることができないかというとそういう訳でもなく、なんとなく浅めに押し込んでおくと半押しでキープすることも出来るといえば出来きるように思います。
ニコンのZ6あたりの機種を触ったときに、シャッターがやわらかすぎてどこまでが半押しか分からず、意図せずシャッターを切ってしまうということがありましたが、XH2にはこういった使いづらさはなかったです。
シャッター音の違い
両機種ともシャッター音はかなり小さめで、プラスチックが少し擦れるようなシャカっという音がする程度です。
ただ微妙に違いはあり、XT5の方が軽めながらもメカシャッターが動いている感触が手に伝わってくるので、シャッターを切っているという感覚があると思います。
一方でXH2の方はメカシャッターの振動がかなり抑えられており、手に伝わってくる感覚もあまりありませんでした。
だからといって電子シャッターにシャッター音を付けたという人工的な感覚というわけではなく、物理的にシャッターを切っている感覚はありますので、その点スチルを撮る楽しさが無いわけではないと思います。