今回は基本補正（ホワイトバランスや露出補正など）について比較していきたいと思います。
明るさやクラリティなど各社独自のパラメーターもありますので、この記事でご確認いただければと思います。
画面比較
左がライトルーム、右がキャプチャーワンです。
まず、ライトルームは並びが固定ですが、キャプチャーワンはホワイトバランスと露出を入れ替えるなどのカスタマイズができます。
また、露出パネルだけを外して、写真と重ねるなどの使い方も可能です。
違い
・ライトルームはカラーと白黒をワンボタンで変えられる。
・キャプチャーワンには「露出」以外にも「明るさ」というパラメーターがある。
・キャプチャーワンのハイライト、シャドウは、ハイライトは下げる、シャドウは上げることしかできない。
・ライトルームは白レベル、黒レベルという、ハイライトよりも明るく、シャドウよりも暗い部分の調整パラメーターがある。
→キャプチャーワンはレベル補正などで対応するしかない。
・ライトルームは明瞭度とかすみの除去という2つのパラメーターで写真のコントラストを調整できる。
→キャプチャーワンはクラリティというパラメーターで対応するしかない。
→キャプチャーワンにはストラクチャというパラメーターがあるが、これはシャープネスがかかるパラメーター。
・ライトルームは彩度と自然な彩度という2つのパラメーターで色味の調整ができる。
・キャプチャーワンには、各調整パネルごとにオートボタンがある。
・キャプチャーワンは各調整パネルごとに、補正の効果の有無を確認できるボタンがある。
→右から3つめの左向き矢印です。
※キャプチャーワンは各調整パネルを独立して動かせます。
大きな違いはこの辺りです。
また、ライトルームのホワイトバランスのピッカーは使いやすく（下の画像）、別の記事でも紹介しましたが、選択しようとしているところが拡大され、白い部分を見つけやすいです。キャプチャーワンにもピッカー機能はありますが、ライトルームのような拡大表示機能はありませんので、手探りで白い部分を探すことになります。
今回は以上です。
ありがとうございました。