キャプチャーワンにあってライトルームに無い「明るさ」の調整パラメーター
キャプチャーワンには、ライトームの「露光量」と同じ効果のある「露出」に加えて、「明るさ」というパラメーターがあります。初めてキャプチャーワンを使われた方は、どっちをどう使い分けて良いか迷われるのではないでしょうか。
「露出」でざっくり決める
僕の使い方としては、「露光量」は根本的に暗い写真を明るくするものと捉えています。
このパラメーターでは微調整はせずに、ざっくり1段分上げよう、1.5段分上げようといった使い方が良いと思います。
明るすぎる部分や暗すぎる部分があっても一旦置いておいて、あくまでここでは大まかな写真のイメージを決めるようにします。
「明るさ」で微調整
このパラメーターは「露出」に比べて細かく効きます。
トーンカーブで中央付近を持ち上げて明るさを微調整するかと思いますが、この「明るさ」のパラメーターはああいった感じの効き方をします。
ヒストグラムの中央付近に一番作用し、暗い部分と明るい部分はそこそこにといった効き方です。
露出でざっくり決めておいたものを、明るさで微調整し、より完成イメージに近づけるといった感じです。
作例
実際写真で効き方を見ていきたいと思います。
露出
露出は0.5にしています。
露出:1
露出:1.5
露出:2
結構極端に効いていると思います。
明るさ
明るさ10
明るさ:20
明るさ:30
明るさ:40
明るさ:50
じわじわ効くイメージが分かりますでしょうか?
露出で大まかに → 明るさで微調整。
こういう使い方が僕としてはおすすめです。