最近、フィルム風と言いますか、下の写真のような味のある現像にハマっています。
インスタグラムなんかでもこういった雰囲気の写真をよく見かけるのではないでしょうか。
この記事では僕なりのやり方を書いておきますので、よろしければ参考にしてみて下さい。
彩度とトーンカーブがポイント
露出を整えたり、ホワイトバランスを整えたりするまではお好みで調整して下さい。
調整し終わったら、彩度を低めに、トーンカーブはシャドウ部分を持ち上げていきます。
彩度
僕は現像ソフトにキャプチャーワン(capture one)を使っています。
キャプチャーワンの彩度のパラメーターは最大100、最小-100です。
味のある写真にするときは、色あせた感じを出したいので、大体-20〜-30くらいにすることが多いです。
トーンカーブ
トーンカーブではRGBカーブを使います。
RGBカーブに、下の写真のように5点ポイントを打って下さい。
触るポイントは、一番暗いポイントと、次のポイントです。
キャプチャーワンでは上の写真のように、プリセットから「5point all channels」を選ぶことで、即座に全チャンネルにポイントを打つことができます。
まず一番暗いポイントを良い感じになるところまで持ち上げていきます。
シャドウが浮き上がって映画のような雰囲気が出てくると思います。
一番暗いポイントだけだと、シャドウ部分が浮き上がっただけの締まりがない感じになってしまうと思うので、次に暗い方から2つ目のポイントを触っていきます。
こちらは下げていきます。
シャドウが締まってくると思いますので、好みの雰囲気になるように調整して下さい。
彩度とトーンカーブだけで結構雰囲気のある写真に仕上がると思います。
あとはお好みのパラメーターを見つけてみて下さい。
作例
いくつか作例も載せておきます。
全てキャプチャーワンで現像しています。
「RAW現像やってます!」感をあまり出したくないので、やり過ぎず、やらなさ過ぎずを意識して現像しています。